富士通マイクロエレクトロニクス(株)会津若松工場(社員数約1600名)は、会津地方をリードするトップ企業として、永年献血運動にご協力いただいており、平成20年度には、厚生労働大臣表彰状を受賞されました。
同社には、社会貢献活動の一環として日頃から献血活動に積極的に協力していただいております。会津センターの開設(昭和56年)以来、今年で27年間、延べ献血者数は約6千人にのぼり、本県の献血活動に大きく貢献しております。
また、年々、400mL献血への意識が高まっており、今では協力者全体の約90%以上が400mL献血に協力しています。
移動採血車による献血は、毎年、年4回に分けて協力していただいており、交替勤務の方などにも出来るだけ多くご協力いただけるように担当者間で日程調整を図り、比較的献血者が減少する冬場や夏場も含めて年間計画を立てています。
同社の担当者は「献血は一人ひとりが、“直接”社会貢献活動に参加出来る具体的な施策であり、自分の血液が誰かのために役に立っていること、どこかで人の命を救っているかもしれないことを社員一同非常に誇りに思っています」と話されていました。
献血実施に向けての事前周知は、まずは幹部社員へ協力を要請し、社員が上司のお墨付きで献血に協力しやすい(席を外せる)体制づくりに努めていただいております。
さらには、社内LANを活用してHPに献血案内や実績報告等を掲載したり、食堂や廊下に案内ポスターを掲示して献血日程をお知らせし、献血当日の体調を万全に整えてもらうことなどにも日頃から大変気を遣っていただいております。
【担当者からの一言】
私は献血担当になってから初めて献血をしました。以前は比重が足りない等の理由で協力できなかったのですが、毎日の食事に少しずつ気を遣って約10年、その結果見事に合格するようになりました!
自分の血液が、どこかで知らない誰かの為に使ってもらえるのはすごく素晴らしいことだと思います。これからも一人でも多くの方に進んで献血に協力していただけるよう、献血PRに力を入れていきたいと思います。